金儲けに関する本は、お金持ちじゃない人が書いている
みんなが羨むお金儲けの方法を謳っている本は多い。
ネットビジネスで儲ける方法、副業で楽に儲けるなど、ワーディングとしてはかなり魅力的だ。
だが、1つ抜けがちな視点がある。
それは、書いている著者がお金持ちなのかどうか?といった視点だ。
実際にこのジャンルの出版数はかなり伸びている。本屋に行けば溢れるほどのハウトゥー本が置いてある。
だが、これらの本のうち、
本当にお金持ちのひとが書いた本はどらくらいあるのだろうか。
そんな疑問が浮かぶ。
答えはほぼゼロだ。
理由として、お金持ちが金儲けの方法を公開する理由がないからだ。
今フォーブズのランキングに載っている人たちがお金持ちになるための本など執筆していない。
それは、自らがお金持ちになるべくしてなったわけではないからだ。
大抵の成功した起業家は本当に世の中を良くしたい、自分のサービスを多くの人に使ってもらいたい、シェアを勝ち取っていきたいという野望、行動の結果の産物である。
たまに、この規模ではないが、
小金持ちが書いたような本は、
自らがお金を儲けるために書いている本に過ぎない。
斬新性、目を引くワード、これらの点には優れているが、果たして本の中身も優れているのかといえばそうではない。
楽して稼ぐ方法は
見つけるのが実に難しい。
本当にあるのかもあやしい。
ただ、正解があるはずだと考える信者たちにとっては魅力的なワードにありふれている。
実際に読んで満足してしまう、いわゆる消費物に過ぎない。
直截的には役に立たないが、
実際に成功している起業家、成功者が直接書いてある本を読むことが1番だと思う。
次からこの視点で本を選んでみてはどうだろうか。