マーケティングとリサーチ
世の中の全ての事象にはマーケティングが当てはまるとコトラーは言うが、マーケティングの中に絶対関わってくるものがリサーチだ。
マーケティングリサーチとして存在している。
いったいマーケティングにおいてどのように関わっているのかを紹介しよう。
先ずはイメージしやすい製品開発から。
例えば新しいビールを開発しようとする。
そもそもどういった市場があるのか、誰をターゲットにするのか、そのターゲットにはどのようなニーズがあるのか。人々の意見を集めてくる。
普通の会社はこのような知りたいデータを保持していない。保持していたとしても既存の会員情報や、売り上げデータなどだ。
だから、競合のユーザーからシェアを奪うためには?どういったコンセプトが刺さるのかといったことを知るためにはリサーチをしなければならない。
ちなみにリサーチを単純なアンケートと揶揄する人もいるが、偏りが出ないような質問、分析をするための質問など、単純な感想を取るようなアンケートとは異なる。
いわゆる科学的な見地から、アンケートを行うのがリサーチだ。
その結果を元に今後の施策を考えたりする。
リサーチはそれ1つでは意味がないが、
きちんとした仮説を持った上でリサーチを行えば、有益に活用していくことができる。
お馴染みのコカコーラやユニリーバ、知っているような大企業ならば絶対なんらかの形で調査を行なっている。
マーケティングときっても切り離せない存在なのである。